城プロRE ［花嫁衣装］月の都
城プロRE 
城プロRE それは……今は叶いません。
城プロRE …………その時間が、既に近づいているのですよ。
城プロRE たとえ千狐さんの転移術で訪れた皆様であっても、この世界からの帰り道は例外なく……夢からの目覚めという一本道だけ。
城プロRE 私たちの花嫁修業の日々……この首飾りがあれば、夢から覚めた後も忘れないでいられるでしょう。
城プロRE うふふ、ここは月の世界ですので……さあどうぞ、千代城さん。
城プロRE ありがとうございます。……さらさら磨いて〜、するりと糸を通して〜……はい、出来上がりです♪
城プロRE それで、その……もし良ければあの貝……少し、貸してくださいませんか？
城プロRE （千代城さん……？）
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